オードブルについて

オードブルはフランス語で「作品外」を意味する言葉

オードブルとはどんな料理?

オードブルは今やわたしたち日本人の食生活で身近な存在であり、オードブルと言えばボリュームあふれる料理をイメージする人が多いですね。

しかし、オードブルのルーツをたどってみると、わたしたちがよく知っているオードブルとはまったく異なるものです。

オードブルはフランス語で「Hors-d’œuvre」と表記し、「オルドゥーヴル」と発音します。オードブルの発祥地であるフランスでは、「コース料理ではスープの前に出る前菜としての役割を持った料理」、これがオードブルの定義とされています。

フランス料理のフルコースでは、メイン料理が登場するまでに時間がかかり、その間に野菜サラダやスープなどで空腹を満たすのです。フルコースでは作品外と位置付けられたオードブルは、ボリュームが少なく、あっさりとした味わいの料理が特徴です。わかりやすく言えば、フランス料理のフルコースの主役が肉料理や魚料理だとしたら、オードブルは主役の引き立て役・名脇役といった存在です。

オードブル宅配について

一般的にオードブル宅配とは、オードブルの料理を指定された場所に配達すること、またはそのようなサービスを専門的に行うフードサービスの業者のことを指します。

オードブル宅配のことを宅配オードブルと呼ぶこともありますが、このようなフードサービスを総称してデリバリーサービスケータリングと呼ぶこともあります。

オードブル宅配は、メニューの種類が実に豊富です。ヘルシーで低カロリーの野菜中心のオードブルや、サンドウィッチやカナッペなどの軽食、フライドチキンやフライドポテト、トンカツなどのボリュームあふれる料理、ソーセージやウインナー、ハンバーグなどの肉食中心の料理など、豊富なラインナップです。

オードブル宅配はお花見や運動会、家族や親戚との集まりなどにおすすめです。プライベートなシーンだけではなく、ビジネスシーンでもさまざまな場面で利用する機会もあります。新年会や忘年会、プロジェクトの打ち上げ、歓送迎会などで、オードブル宅配を利用する企業も増えてきました。